卒業記念植樹

沖縄の桜といえば、鮮やかな濃いピンク色の花を咲かせる寒緋桜が一般的です。本校でも、これまでの卒業生が記念植樹を行い、校庭には多くの寒緋桜が植えられています。
クメノサクラは、久米島に自生する桜で、3月頃に白い花を咲かせるのが特徴です。沖縄では珍しい白色の花びらは、中心部が徐々に淡いピンクへと変化し、ほのかな香りを放ちます。また、花が散る際には、ソメイヨシノのように一枚一枚が風に舞う美しい姿を見せてくれます。
今年2月末、卒業記念として6年生がクメノサクラを校庭に植樹しました。植樹の際には、感謝の気持ちを込めて土をかけました。
また、木には「桜花爛漫」と刻んだ札を添えました。桜が毎年春に美しく咲くように、卒業生たちも困難を乗り越え、何度でも新たな挑戦をしながら、自らの夢を咲かせてほしいという願いを込めました。
記念樹の桜が年々大きく育ち、美しい花を咲かせるように、卒業生たちが社会で力強く活躍していくことを願っています。
卒業記念植樹
卒業記念植樹
卒業記念植樹
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